去年に続き今年も中国や台湾からの観光客が多く大阪の心斎橋や難波でもすごい賑わいを見せています。本当にすごい人です。大阪・日本橋にある黒門市場では毎日が年末のようだとテレビのインタビューでもお店の方がそう答えておられるほどです。また日本へ買い物目的で訪れている方や京都や奈良へ観光としても来られています。そんな中、今年2月16日で神戸空港が開業10周年を迎えました。神戸空港は神戸の市街地・三宮から約20分で行けるアクセスの良い立地にあります。開業当初の利用者予測としては2015年度434万人という予測をたてたものの、実際には244万人の利用者になったようです。その要因のひとつとして、神戸空港の運用時間は1日午前7時から午後10時まで発着制限枠が60回と決められており、一方の大阪伊丹空港では午前7時から午後9時まで370回の発着制限と比べてもかなり少ないのが分かります。
中国や台湾では春節ということで大阪や京都ではたくさんの観光客で賑わいましが、この神戸ではほとんどが日本人観光客だったようです。こんなデータがテレビで伝えられていました。外国観光客の関西認知度や訪問意欲というデータ(日本政策投資銀行・JTB調べ2015)では
大阪の認知度65% 訪問意欲37%
京都の認知度59% 訪問意欲34%
神戸の認知度49% 訪問意欲18%
奈良の認知度33% 訪問意欲14%
このデータを見ても神戸の認知度はそこそこ高くても訪問意欲は18%とかなり落ちてしまうのが分かるかと思います。意外と奈良も低いですね。びっくりです。このそれぞれの都市で実際訪問する割合も神戸が一番低いそうです。ホント意外です。神戸と言えば日本としても中華街が有名ですが中国の方にとっては本場中国が中華街ですから同じ風景のところに観光してもあまり意味はないのかもしれません。また外国人観光客の定番ルートとして東京や静岡(富士山)から京都・大阪へ来られるゴールデンルートとして神戸が仲間入りするにはもっと神戸の良さをアピールすることにより訪問先としてお金を落としてくれ爆買いする街として賑わうかもしれません。
意外と神戸が外国観光客からみて訪問先ルートとしてみられてないことをご紹介させていただきました。皆さんはどう思いましたか・・・