この間、いつものように歩道を歩いていると前から猛スピードで若い女性が乗った自転車がやって来てすれ違う折、その自転車のハンドルと私の手の甲が当たり痛い!!と思った時にはもう何も言えない距離まで進んでいってしまい謝りの一言もなく翌日には自分の手が青くなり痛みが感じるという嫌な出来事がありました。これまでそういったことが結構あるんですよね。当たり損ということが・・・皆さんもこういった経験があるかと思います。
自転車はあまり知られていないと思いますが法律上では軽車両という自動車と同じグループにされていて車道に走行しなければならいとの決まりがあります。ようやく自転車走行レーンも少しづつ作られてきていますがまだまだ足りていないのも事実です。とはいえ自動車の横と同じ車道を走行するのには返って危険ということもあり歩道に乗り入れているのが現状でそのあたりが非常に曖昧な部分でもあります。以前からあまり報道はされていないようですが、この自転車と歩行者との衝突による損害賠償事案も増えているようです。それだけ自転車運転によるマナーの悪さが目立ち日本での保有台数も2人に1人は持っているとのことで世界でみても第6位となる数字つまり自転車大国でもあります。
そんな自転車によるマナーの悪さと言えば、歩道でのスピードの出し過ぎや携帯をいじりながらの運転などたくさんの危険走行運転者を見かけると思いますが、運悪く衝突し歩行者に大けがをさせてしまう恐れも少なからずあり高額な賠償裁判も行われています。実際に保険会社発表の事例では平成17年、16歳女子高生が夜間携帯操作をしながら走行中、歩道を歩いていた57歳の女性に衝突し歩行が困難となる後遺症が残ったとして約5,000万円の賠償命令、平成19年、当時15歳の男子中学生が歩道上、無灯火にて運転中に対向での62歳男性と衝突し男性は頭を強く打ち亡くなる事故で賠償命令約4,000万円、平成25年当時小学5年生の男の子が猛スピードで坂を下り歩行者の女性に正面衝突させて、その女性は寝たきりになり約9,500万円の損害賠償と全国各地で民事裁判が行われています。各保険会社は自転車損害保険を出していますが、自転車保有台数に比べまだまだ加入者が少ないのも今の現状です。
こういったことも踏まえ道路交通法の改正に伴い今年6月から施行され自転車ルール違反者による罰則を新たに設けられます。例えば信号無視・路側帯通行時の歩行者通行妨害・一時停止・遮断踏み切り立ち入り・酒酔い運転など14項目の違反が対象となります。これらの違反を3年以内に2回以上繰り返す自転車利用者に対しては講習の受講を義務づけ、未受講者には罰金刑が適用されます。自転車安全講習は3時間を受けなくてはならず講習料も5,700円と払わなくてはなりません。
本当に私たち歩行者からみると悪質なマナーの自転車運転が多く増えているこの現状は新たなる法的処置もなされて昔と違った寂しさを何か感じるのは私だけでしょうか・・・