今年3月13日に引退した豪華寝台特急『トワイライトエキスプレス』が本日に復活しました。えっ！約2ヶ月少しであのトワイライトエキスプレスがまた乗れるの？と鉄道をあまり知らない方も驚いたことかと思います。そのトワイライトエクスプレスとは1989年7月に運転を開始し大阪から札幌間を運行していた臨時寝台特急です。非常にゆっくりとした旅の鉄道で豪華な個室等があるということもあり、かなり人気があった寝台特急でした。しかし車両の老朽化もあり今年3月に廃止されました。鉄道ファンの方が廃止される日、涙で大阪駅に集まる姿をテレビになどで報道されていたのも非常に記憶に新しいことです。
そんなトワイライトエクスプレスが団体専用臨時列車として今、再び走りだすことになったのです。これまではある程度、定期的に運行されてきましたが、本日からは団体専用、つまり旅行会社のツアー専用のみの運行です。もちろん車両の外装や内装はほとんど変わりなく一緒です。では前とどう違うのか？調べてみました。先ず申し込み方法はツアー専用なで旅行会社の団体旅行として申し込みになります。これまではＪＲ窓口等で購入ができました。客室は手頃なＢ寝台というような部屋がなくなりスイートやロイヤルなどに限定されるようです。なので定員も130人から40人になっています。そして食堂車での食事はフランス料理などでグレードもＵＰしているみたいです。
気になる料金ですが以前はお一人大阪～札幌間で乗車券、特急料金、寝台料金を含めて税込み
スイート利用46,090円(A個室2人利用）
ロイヤル利用37,540円(A個室2人利用）
ツイン利用28,260円(B個室2人利用）
Ｂコンバート利用26,350円（2段ベット利用）
食事代は別途必要です。
そして今回復活した日本旅行の本日、5月16日（土）のコース（2泊3日）では大阪駅を出発（9:48発）して琵琶湖線周りで琵琶湖を1周、そして大阪を再び戻って山陽本線を通り下関駅に翌日14:45到着。その後、温泉宿などに宿泊して翌日、山口県などに観光して新幹線のぞみ（グリーン車）で大阪へ。この代金が2名1室ロイヤル30万円、スイートが35万円。なんと豪華優雅なツアーですよね。もちろん完売したそうです。この山陽コースの5月～6月は各旅行会社が用意しており下関発もあるようです。7月からはこの山陽コースに加えて山陰コースもできるとのことです。
こうみてみると九州での豪華列車『ななつ星』のような感じですね。そしてこの2年後には『トワイライトエクスプレス瑞風』も運行される予定です。飛行機や新幹線での旅行も良いですが、ゆったりと豪華で優雅な列車の旅をいつかはしてみたいものです。