全国で戦時中の負の遺産である爆弾がぞくぞくと見つかり不発弾処理がなされています。ご存知でした?大阪でもまた中心街のなんば地域で3月にマンション建設時に見つかり不発弾処理が無事になされました。もちろん処理には安全を考えて周辺の規制がなされ避難勧告も行われます。今回は爆弾が繁華街にあった為、傍を走っている鉄道も処理が終わるまで運休。関西では去年一年間でも大阪市・京都市・大阪府高石市・兵庫県淡路市・和歌山県橋本市で不発弾処理がなされたようです。思ったより結構あるもんですね。
では不発弾の処理はどうやって行われるのか?処理作業をするのは警察ではなく陸上自衛隊。その不発弾の先についている爆弾を爆発させるスイッチ、つまり信管を現場で取り除き運搬をするそうです。その信管を取り除くことで爆発する可能性が低くなり、海などの安全な場所までもっていき爆破させ終了とのことなんですね。へ~なるほどねと思いますよね。ここでまた疑問に思うのですが、ではこれらの費用はいったい誰が支払うのか?と思います。すごく気になります。作業当日の対策本部の運営費は地方自治体、今回の場合は大阪市が負担、そして不発弾処理の撤去費用は国が負担するそうです。しかし!えっ!と思うのですが不発弾が見つかった土地の所有者にも実は負担を強いられるそうです。ではいったいどのような負担なのでしょうか?不発弾がある周囲の防護壁の設置費用、不発弾処理の事前通知でのビラや看板などの費用、避難区域での警備費用、なんやらかんやらで約1000万円くらいかかるそうです。
えっ~と思うくらいびっくりしますよね。まだまだ不発弾が埋まっているとのことだそうですが、早く無くなって欲しいものです。